2月18日(日)本郷の求道会館(東京都指定有形文化財)にて開催された
藤本昭子さんの地歌ライブに出演させて頂きました。
私は「萩の露」で昭子さんの三絃にお箏を合わせました。
1月7日に依頼のお電話を頂き、「萩の露は箏も三絃も憶えてるから何とかなるかも」
とお引き受けしたのですが、昭子さんの先代と先々代の「萩の露」の演奏を聴きなおしてみたら、
いつものように弾いたのでは全く合わないことに気が付き、
手の違うところ以外はCDの藤井久仁江先生の箏の音と一緒に弾けるようにと
何度も何度も弾いたりしました。でも判らないことだらけで昭子さんに教えて頂きました。
善養寺さんにもアドバイスを頂き、「私は幸せ者だなあ」とつくづく思いました。
本番は私の間どりが早くなってしまった箇所がありましたが、昭子さんと善養寺さんに助けて頂き、
何とか気負わずに最後まで行きました。今の精一杯でした。
昭子さんとの初めては6年ほど前の「千代の鶯」だったのですが、その時より事前の緊張が凄かったです。
本当に気付きのたくさんあるよい勉強をさせて頂きました。
ありがとうございました。