古典曲と宮城曲、及び現代曲を研さんし、今に生きる音楽を目指して、日々活動しております。
今回は、歌を伴う古典曲による二部構成とし、第一部では、箏曲の基となる組歌「菜蕗」と、近代箏曲の礎ともいえる宮城曲「水の変態」、この歴史的にも重要な二曲を続けて演奏し箏歌の源流を展開いたします。
第二部では、地歌への焦点を移し、江戸中期における京流手事物全盛期の作品「今小町」と大阪の端歌もの「芦刈」にて、それぞれの曲風を生かす歌の表現法と三絃の奏法を探究します。そして終曲は明治初期の作品、最後の京流手事物ともいえる「萩の露」を三曲合奏にて、洗練された合奏形態を希求表現いたします。さまざまな[歌もの]の美学を伝えるべく、今の世にも通ずる音楽を追求してまいりたいと思います。
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0908_koto_omote.pdf
0908_koto_ura.pdf
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