毛塚珠子(けづかまりこ)プロフィール
1964年: 昭和39年12月17日生、名古屋市出身。
<学歴>
1990年: 東京芸術大学音楽学部邦楽科生田流箏曲専攻卒業。
在学中、藤井久仁江・上木康江・矢崎明子・砂崎知子・芦垣美穂・新宮順子・中井猛、諸師に師事。
1993年: 同大学院箏曲専攻修士課程修了。
学位論文は「宮城道雄の作品と地歌箏曲の古典曲との関連性についての考察」。
<芸歴>
1974年: 10歳より、渡辺歌静師に師事。
1982年: 宮城社大師範 深海さとみ師に師事。
1990年: 深海さとみCD『箏夢幻』(日本クラウン)に参加。
琴古流尺八宗家竹友社遠音会主催の三曲合奏研究会、及び竹友社師範会にて絃方を務め、現在に至る。
1995年: 全米9都市コンサートツアーにて「八重衣」「みだれ」等を演奏。
1997年: フランスのジャパンフェスティバルに招聘され、パリ市内・北仏にて演奏。
南仏各地の大学の招聘により、トゥールース・コンセルバトワール等で演奏。
1998年: アメリカピッツバーグ・チャタムカレッジでの授業による演奏等を担当。
2002年: NHK教育テレビ『日本の音』『いろはに邦楽』に出演。
2003年: 深海さとみCD『秋風幻想~古典を現代に~』(財団法人 日本伝統文化振興財団) に参加。
2004年: 第1回珠音会箏曲地歌演奏会~春によせて~(毛塚珠子主催)を開催。
2006年: 杉並竹友会主催の三曲合奏研究会にて絃方を務め、現在に至る。
2007年: 平成19年度宮城道雄記念コンクールに於いて1位を受賞。
深海さとみCD『二曲一双~古典を現代にⅡ~』(財団法人 日本伝統文化振興財団)に参加。
第2回珠音会箏曲地歌演奏会~四季折々に~を開催。
2008年: 日本音楽国際交流会の派遣により、台湾の台北国家演奏廟、国立台南大学にて「秋 風の曲」等を演奏。
2009年 平成21年度(第64回)文化庁芸術祭参加 第1回毛塚珠子リサイタル~箏歌と地歌~を開催。
2010年 第3回珠音会箏曲地歌演奏会~絲の春秋~を開催。
2011年 第2回毛塚珠子リサイタル~伝統を拓く組歌・雪の世界~を開催。
2012年 文化庁の助成を受け、スイス各地での公演及びワークショップを行う。
2013年 平成25年度(第68回)文化庁芸術祭参加公演 第3回毛塚珠子リサイタル~花鳥風月を謳う~を開催。
2015年 第4回珠音会筝曲地歌演奏会~新春の調べ~を開催。
2016年 第4回毛塚珠子リサイタル~四季折々を謳う~を開催。
2019年 珠音会筝曲地歌演奏会~新春の調べ~を開催。
2020年 2/26~3/3スウェーデンにて、ワークショップ・学校訪問・公演を行う。
2024年 1月 杉並三曲協会の会長に就任
他、NHK FM『邦楽のひととき』『邦楽百番』Eテレ『日本の芸能』テレビ朝日『芸能人格付けチェック』『芸能人常識チェック』に出演。
ビクター、クラウン、キングレコード、コロムビア各社等のCD録音多数。
国立劇場、紀尾井ホール等、舞台での演奏活動を行う一方、門人の育成にも力を注いでいる。
<役職>
珠音会主宰、杉並三曲協会会長
宮城社大師範、森の会会員、深海邦楽会会員、箏曲組歌会会員
日本三曲協会会員、生田流協会会員、、むつのを所属。
杉並区立高円寺学園箏クラブ講師、杉並区立泉南中学校箏曲部講師
<受賞歴>
平成19年度宮城道雄記念コンクール第一位受賞。