第5回 毛塚珠子リサイタル~箏と三絃(三味線)と歌~
令和7年 2025年5月5日(月・祝) 午後2時 開演(午後1時30分 開場)
日本製鉄 紀尾井小ホール
※紀尾井小ホールは4月より日本製鉄 紀尾井小ホールに名称が変更になります。
入場料:全席自由席 4,000円
主催:毛塚珠子(けづかまりこ) 共催:(有)八銀 後援:珠音会(たまねかい)
チケットお取り扱い―はちぎん tel:03-3312-5702 Mail:mariko.ticket55@gmail.com
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賛助出演:川瀬順輔(尺八) 帯名久仁子(箏・唄) 池上眞吾(箏・唄)
演奏曲目:1.野川流箏組歌(裏組新曲)「四季の友」久村検校作曲
2.野川流三味線本手組歌(破手組)「比良や小松」柳川検校作曲
3.「水の変態」宮城道雄作曲
4.「残月」峰崎勾当作曲


ほぼ9年ぶりのリサイタルとなります。昨年、私の師匠である深海さとみ先生が鬼籍に入られ、自分自身は還暦を迎え、もう一度初心へ戻って頑張ってみようと決めました。
今は、地歌三味線曲の原点と云える三味線本手組歌が覚えられなくて、地獄の日々を味わっております。しかし気取ることなく一つ一つの音を積み上げていくのは快感でもあります。そして、伝承を続けてきて下さった昔の先生方は一体どうやって覚えていたのだろうか、と恐ろしいほどの畏敬の念を抱いております。
後半の2曲は、私の中では深海さとみ先生への追悼の意味を込めて、先生との思い出深い曲を演奏いたします。「水の変態」は、箏組歌の延長線上にある曲としてとらえ、「残月」は、三味線本手組歌から得た感覚を反映させた曲として演奏したいと思っております。
助演には、私の良いところも悪いところもよくご存じのお三方に、お願いすることが叶いました。
是非お聴きいただきたく、よろしくお願い申し上げます。